麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

2014_09_24 大城 ~ 滄州

大城(ダーチョン)のレストランで食事を一緒にしたのは取引先の他に、環境の役人さんで、地域のトップだ。
そして、もう一人は遅れて来た小さな村の村長さん。
とは言え、お二人とも私より若いと思われる。
食事を終える前に、村長さんが是非とも村を見に来て欲しいと言う。
素直に受け入れる事とした。
村長さんの村人へのアピールなのだ。

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取引先の裏の道に入ると、この様にレンガを敷いた道が続く。
舗装ではないのだ。

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颯爽と村長は車を走らせる。
すると、部落に入る。
トウモロコシが山ほど積み上げられていた。
収穫の秋なんですね。
豊かな時期なのです。

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村落の道は舗装もされていなく、何も無い道だ。
村長は「中国は発展したと言われるけれど、少し田舎に入るとこんあ状況だ。一部の都市は華やかだけれど、まだまだ貧乏な中国なのだ」と言う。
この景色を見る限りはそうだけれど・・・

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雨でも降ったら歩かれないでしょう。

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だけど、村長はこれを見せたかったのだ。
村の集合住宅。
やっぱりこの村にも経済発展の恩恵があるのだ。

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3DKの住宅で350万円らしい。
内装を施して6~7百万くらいなのだろう。

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こんな、ど田舎に電気が送られて集合住宅が建設される中国。
人口3千人の村はもの凄い発展だ。

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学校帰りの子供達もちゃんとした格好をしている。
けっして貧乏な村なんかじゃない。
安心して滄州に向かった。

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収穫の終わった畑は、穀物に栄養を吸い上げられてカラっからに乾ききっている。
しかし、来年もこの畑で穀物が作られるのだ。
それは間違いなくこの畑で、農薬が必要にな事だろう。

滄州に到着しホテルにチェックイン。
直ぐに夕食に出掛ける。
現地の取引先がレストランで待ち構えているからだ。
訪問したのは此方のお店「北京ダックの全聚徳( ゼンシュトク)」です。

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うわぁ~~~ 上海でも食べた北京ダックをまたもや食べるとは。
参ったな。
一週間に2回北京ダックを食べるなんて人生で初めてだ。

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茅台酒が準備されている。
今晩はとことん飲む気なんだなとわかる。
サムライとしては断る訳には行かない。
真っ向から受けて立とう。
前日も相当飲んだが仕方が無い。

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確か42~3度くらい茅台酒だったと思う。
カンペーと言って喉に流し込むがキツいですね。
すると、出てきました。
北京ダックの解体ショー。

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北京ダックを食べる。
味が判らなくなってますね。
しかし、昼に続いてもの凄い料理だ。
そうだ、昼も白酒を飲んでたんです。
急に酔って来たが、サムライは酔うわけにはいかない。
カンペーには答える。

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おおお~ 救世主だ。
スープは胃に優しいから良いね。
松茸がタップリ入っている。
おいしいスープです。

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グラスに残った茅台酒を一気に飲み干したら、喉が焼けるように痛かった。
しかし、ほぼ二人で飲みきった。
この飲み方は嫌だね。
ちゃんと料理を味わいたいですよ。

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くらくらする頭を少しでも正気にしたくてフルーツを食べる。
美味しいですね。
イカの種も黒いし、これは安全でしょう。
この日もホテルに戻りバタンキューです。