麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打蕎麦 阿娑嚩(あさば)台東区浅草1-24-3

昨日は2月14日のバレンタインデーでした。
午前中に1時間だけ仕事の為に出社し、その後は王診療所で首の牽引を15分。
王診療所は日本橋界隈では結構有名です。
そして、ご新造さんと雷門で待ち合わせをしました。
しかし、雷門前は凄い人です。
東南アジアと東アジアの人が一番多いのですが、欧米人も多い。
ご新造さんと合流し目的の場所に向かいます。

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向かったのは「手打蕎麦 阿娑嚩(あさば)」さんです。
浅草の裏通りにひっそりと佇んでますね。
この日は一番乗りで暖簾を潜った。

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お品書きを見て、先ずは田酒の純米を一合。
そして、お浸しをお願いした。

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菜の花のお浸し。
タップリの出汁と香ばしい鰹節が日本酒に合います。
ここで、ご新造さんは「天もり」、私は「せいろ」の大盛りをお願いした。

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暫くすると「天もり」から出される。

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蕎麦も去る事ながら、天ぷらも極上の上がり具合。
ご新造さんは塩で食べていたが、ふんわりと上がった白身魚が実に美味しいと言っていた。

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私の「せいろ」です。
ザルを裏返して盛りつけた蕎麦。
良い配膳だ。

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平打ちされた蕎麦が折り重なる。

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粗挽きの蕎麦がしっかり圧縮されて見事だ。
先ずはそのまま啜ると、蕎麦の香りが鼻に抜ける。
久しぶりに美味い蕎麦に出会った。

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汁を猪口に注して、蕎麦の先をチョンと浸けて啜る。
口の中で甘辛の汁と一体となってゆく蕎麦は実に美味い。
もっちり、ぎっしりとした歯応えが、何とも言えない爽快感を感じさせる。

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山葵で頂いて見るが、相性は抜群だ。

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葱と山葵も良いね。

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七味も試して見る。
素朴な蕎麦が煌びやかになる瞬間。

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久しぶりに堪能する手打そばは、やっぱり美味かった。
実に奥深い繊細な味です。
日本人だからこそ理解出来る食べ物なのかも。

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そば湯をいただいて、ご馳走様でした。
やっぱり蕎麦は美味いな。
日本人で良かった瞬間。
お勘定して、お店を出る。

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お店を出た所の向かいの路地奥に「蛇骨湯」の看板が見える。
江戸期から続く都内屈指の歴史のある銭湯らしい。
サウナや露天風呂もあるようです。
浅草っぽいですね。
この後もバレンタインデーのご新造さんとのデートは続く。