麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

『のぼうの城』和田竜 著(小学館)

和田竜さんの『のぼうの城』を読みました。
69年大阪生まれの早稲田大卒で03年に「第29回城戸賞」を受賞し本作が小説デビュー作となる。
内容は乱世の時代、秀吉軍の石田光成2万の軍勢に2千の兵で立ち向かった成田長親(のぼう様)のお話であります。
天下統一を目指す秀吉軍が唯一、落とせない城、武州 忍城(おしじょう)は周囲を湖で囲まれ「浮城」と呼ばれていた。
文体は痛快な劇画タッチで非常に読みやすく、城主・成田長親の人柄が美味く表現されて面白い展開である。
ちょうど130ページ目から一気に情勢が動き出し面白さが増す。
本の帯には10万部突破と書かれています。
流石です。

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