食べ物日記 鬼平誕生のころ(池波正太郎)
三月十五日に発売されたばかりの本であります。
昭和四十三年一月一日の正月の食事から日記は始まる。
「オール読物」に実質的に第一回目を書いたのが昭和四十二年十二月号に「浅草・御厩河岸」を掲載。
このときは鬼平犯科帳と銘打てはいなかった。
第二回目(昭和四十三年一月号)「啞の十蔵(おしのじゅうぞう)」以降を鬼平犯科帳と銘打って連載がスタートした。
「鬼平犯科帳」の連載していた頃の365日の日記です。
昭和四十三年一月一日の正月の食事から日記は始まる。
「オール読物」に実質的に第一回目を書いたのが昭和四十二年十二月号に「浅草・御厩河岸」を掲載。
このときは鬼平犯科帳と銘打てはいなかった。
第二回目(昭和四十三年一月号)「啞の十蔵(おしのじゅうぞう)」以降を鬼平犯科帳と銘打って連載がスタートした。
「鬼平犯科帳」の連載していた頃の365日の日記です。
私も丁度「鬼平犯科帳」を読み始めたところで、この本と並行して読むと実に面白い。
「一月四日 オール・花田君来、原稿渡し。」
この原稿はオール読物三月号に連載された「血頭の丹兵衛」の原稿だろうと書かれている。
この原稿はオール読物三月号に連載された「血頭の丹兵衛」の原稿だろうと書かれている。
毎日の食べ物の献立が整然と書かれて、それ以外の出来事が簡潔に記され興味のある人には実に面白い本です。
これからじっくりと読みます。
これからじっくりと読みます。