麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

全日本 食えば食える図鑑(椎名誠)

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暫く前に購入し読んだのですが、所謂 地方独特の食べ物を著者が食べ歩くと言う本です。

最近は「ケンミンショー」と言う番組で、色んな地域の食べ物が白日の下にされている。

しかし、著者の目線で紹介される文章は実にユーモラスで時には食欲をそそるのです。

紹介される食材は、所謂、マイナーな食べ物ですが、地域に根ざした独特の食材、或は食べ方がある

訳です。

小さな日本でもその地域毎の環境に合わせて、調理方法や保存方法、輸送方法などが異なる。

だから、ええ~~~っと驚く食材や食べ方がある訳ですよね。

面白い本です。


新潮文庫の紹介文〉
ずるずる、グネグネ、ぴりぴり――。これを読んで食べてみたく、とは……多分、なりません。日本一つら~い食べ歩きエッセイ。
http://www.shinchosha.co.jp/common/images/_.gif
ゴカイ、ウミヘビ、イソギンチャク……本当にこれを食べるんですか? という見た目も怖い食材を、胃袋に納めます。こりこり、ずるずる、グネグネ、ぴりぴり――何が通常食で何がゲテモノなのか、その境界線は誰にも言えないとシーナさんは言うけれど、これを読んで一度食べたく、とは……多分、なりません。日本一つら~い食べ歩きエッセイ。第1回全日本麺の甲子園大会記録を収録。