『壬生義士伝』 浅田次郎

  『壬生義士伝』浅田次郎

浅田次郎の初の時代小説である。内容は南部盛岡藩の脱藩浪士・吉村貫一郎
という実在した新選組隊士の生涯を描いた時代小説である。2000年に第13回
柴田錬三郎賞を受賞した。ＴＶドラマ化され、更に映画化もされました。
ＴＶでは渡辺謙が主演でしたが、そのほかのキャスティングも良かった。
大野次郎右衛門役の内藤剛志も良かったです。映画の主演は中井貴一でした
が、こちらも非常に良かったです。ＴＶも映画も涙涙の連続でした。
映像を見る前に本を読むと映像と本のイメージのギャップが生じますが、
『壬生義士伝』に関してはＴＶも映画も違和感は感じませんでした。
思い出深い本であります。