麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

そば切り 日曜庵(自家製粉石臼引き手打そば)葛飾区柴又7-13-2

コインパーキングに車を止めて帝釈天に向かって歩いていると、嗅覚が反応した。
「あれは蕎麦屋ではないか」暖簾が風にそよいでいる。
幹線道路から路地に20mくらい歩くと、和洋折衷の建物に縦じまの暖簾が下げられ「そば切り」と書かれている。
いつかTVで取材されていたお店のような気がして入ることにした。
入り口を入ると蕎麦屋とは思えない空間があります。
「いらっしゃいませ」と言う声に引かれて更に奥に入ると、4人掛けテーブルが五つあります。
木目を生かしたテーブルと外壁の色とあわせたような黄色っぽい壁が非常にシックである。
直ぐにお品書きと蕎麦茶とお絞りが運ばれてきました。
「せいろ」と「おろしせいろ」を頼んだ。
何気に天井を見上げると中二階の吹き抜けがスペイン風に作られている。
明り取りの小窓などがあり天気のいい日は綺麗なんだろうと思う。
「おろしせいろ」が運ばれてきた。
お盆の上に鰹節、海苔、大根おろし、辛味大根が小皿で蕎麦を中心に置かれている。
器は非常に凝ったもので、この盛り付けの為に作られたような感じがします。
蕎麦の笊も素晴らしい技を感じるものです。
直ぐに「せいろ」が運ばれてきた。
こちらは、せいろにふたがかぶせられて出てきました。
ふたを外し先ずは蕎麦をそのまま啜る。
シャープな蕎麦は太めでコシがあり、かみ締めて食べます。
噛むと非常に密度の濃いコシが歯に伝わり、その後に甘みが来る。
亀有の名店「吟八亭」で修業されたというご主人が打った手打蕎麦である。
出汁の利いた濃い目の汁に蕎麦を三分の一ほど浸してから啜る。
美味さが数段あがります。
山葵を乗せて、葱を乗せて、交互に啜るが美味い蕎麦です。
最後にポタージュのような蕎麦湯が素晴らしく美味いです。
最後まで楽しませてくれました。
営業日は金・土・日・祝日の変則的な営業日です。
突然休業する場合もあるので、食べたい方は電話で確認したほうが良いらしいです。

 

  お店
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  お品書き
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  蕎麦茶(蕎麦の実が底に三粒)
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  おろしせいろ
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  蕎麦
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  せいろ(ふたがしてあります)
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  せいろ(ふたを外しました)
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  蕎麦
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  蕎麦
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  薬味
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  蕎麦湯(少し飲んじゃいましたが、ポタージュのようです)
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