麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

純米吟醸 酔心(株式会社 酔心山根本店)

創業は万延元年(1860年)の創業であります。
当時20銘柄を有していたが、時の当主がこれをひとつにまとめるべく昼夜考えていたところ、その夢枕に白髪の老人が現れ「酔心(よいごころ)」と命名された。しかし、有名になるに従い「酔心(すいしん)」と呼ばれるようになった。
そして、日本画家の横山大観が終生愛飲したともされている。
その逸話は80歳目前まで毎日一升を飲んだとされる。
朝に二合、昼に三合、夜に五合であり、客人が来ると更に増えたらしい。
戦時中も蔵には満たされていたと言う。
冷蔵庫で丁度よい頃合に冷やし、広口に移してから猪口で一口飲んでみる。
芳醇な香りがし、しかし、すっきりとした辛口である。
なるほど横山大観画伯が生涯飲み続けた酒である。
鍋と刺身をつつきながら味わう「酔心(すいしん)」は美味しかったです。

 

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