麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打本づくりそば 新橋 本陣房(港区新橋2-11-4 いずみビルB1F)

新橋二丁目の「多佳津」を目指して訪問したが、この日も休み。
二度目も食べさせて貰えない。
このお店とは縁がないと思い「新橋 本陣房」さんに向かった。
外に灯篭が立ちお客を迎えていた。
暖簾を潜り階段を下りてお店に入る。
小奇麗で細長い店内にテーブルが六つ程ある。
「お好きな席へどうぞ」と満面の笑顔の男性店員さんに言われる。
テーブルに着き席に置かれているお品書きを吟味する。
私は「三色大もり」を、連れは「車海老天ぷら 三色もり」を頼んだ。
我々がテーブルに着き一テーブルが空いているだけです。
そして、私たちを除いて全部の席が酒席であります。
そんな観察をしていると蕎麦が運ばれてきた。
「柚子切り」が最初であります。
連れのほうには海老天も出された。
最初に天ぷらの感想を聞いた。
今までに食べた天ぷらの中でも上位に位置するような味わいだそうです。
衣の油切れもよくカラッとしていて、海老の火の通り具合が素晴らしいと言っていました。
美味しい車海老天だそうです。
「柚子切り」をそのまま啜る。
いい香りが鼻に抜けていきます。
蕎麦のコシは素晴らしいコシです。
濃い目の汁に三分の一ほど浸して啜る。
更科粉の中に黄色い粒が鏤められ素晴らしい変わりそばでした。
次に「せいろ」が運ばれてきた。
この蕎麦も完成されています。
所謂、蕎麦ですね。
最後に「田舎打ち」が運ばれてきた。
いかにも田舎の色合い。
真四角に切り揃えられた蕎麦は見るからに強いコシ。
箸で手繰るとピンとした蕎麦は針金のようで曲がりたがらない。
そのまま口に運ぶと、ギュッとしたコシが歯に伝わる。
更に奥歯でギシギシとかみ締める。
そば粉が隙間無く繋がれて、例えようの無い食感が美味いです。
汁に浸してから啜ると更に美味さが押し上げられる。
いやぁ~美味い蕎麦でした。
最後に白濁蕎麦湯を嗜めてご馳走様です。

 

  お店
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  本日の蕎麦
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  お品書き
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  車海老天ぷら 三色もり
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  車海老天ぷら
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  三色大もり(柚子切り)
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  柚子切り
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  柚子切り
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  せいろ
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  せいろ
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  田舎切り
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  田舎切り
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