麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

お志る粉 竹むら(神田須田町1-19)

  お志る粉 竹むら

  古い建物の引き戸をあけて入る。戦災をまぬがれた一帯に残る昭和初期の建物らしい。近所には蕎麦屋さんの『神田 まつや』さん、『竹むら』さんの向かいには鳥すきの『ぼたん』さん、そのお隣には阿んこう鍋の『いせ源』さん、そして少し奥まったところに『神田藪蕎麦』さんがあります。何れも古い建物で歴史を感じさせます。『竹むら』さんは池波正太郎さんの本にも良く登場しますが、甘味屋さんの老舗であります。今回は3人で訪問しましたが、席に着くとお品書きと桜湯が運ばれます。そしてそれぞれがところてん、あわぜんざい、もちぜんざいをいただきました。ぜんざいは甘さ控えめで素材の味を殺さずに仕上げられていて非常に上品でした。ところてんも酸味が爽やかで、日本酒の後には丁度良かったです。どれにも紫蘇の実の塩漬けがつきます。これがアクセントになって更に甘みを引き立てます。昭和初期の伝統を守り続けるいいお店です。

  お店

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  桜湯

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  お品書き

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  お品書き

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  あわぜんざい

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  もちぜんざい

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  ところてん

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