麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

生蕎麦 おきな庵(台東区東上野3丁目39-8)

  生蕎麦 おきな庵(台東区東上野3丁目39-8)

上野警察署の向かい側にあるお蕎麦屋さん、おきな庵(翁庵)さんに訪問
した。 16年ほど前に仕事関係で取引先のご年配の方に連れて行って頂いて知った
お店です。 お酒を飲んでから、〆に連れて行っていただいて、細くてコシのある蕎麦
に驚いた記憶が蘇る。 その後、何度訪問したか分からない。 昼の繁忙時間帯に行くと、先に食券を買うシステムとなっていて、お客が
レジに行列している事が良くあります。 今回は繁忙時間を外し、いつもどおり『ねぎせいろ そばだま』を注文し
た。 席に着くと、おばさんが水を運んできて食券に番号をふって半分をちぎり
持って行く。 壁には将棋の棋士、故大山康晴氏、中原誠氏を初めとし噺家など多数の色
紙が貼られている。 故大山康晴氏の色紙は、これを詰んだら初段と詰め将棋の図が書かれたも
ので、社内の将棋好きの人間に出題したが詰める事が出来なかった。 そんな事を思い出していると運ばれてきた。 何年ぶりに食べるのだろう。 手打そばではなく機械打ちの二八蕎麦ですが、緑がかって長い極細そばは
しっかりとしたコシがあって非常に美味い。 つけじるは温かい濃い汁にイカかき揚げと葱、ナルトが一緒に浮いてい
る。 そこに長い極細そばをつけて食べますが、これが美味い。 かき揚げも少しずつ蕎麦と一緒に食べる。美味いですね。 かき揚げは早めに食べないとつゆを吸ってしまいます。 『そばだま』はいつもなら時間をずらして運んでくるが、今日は早めの登
場です。 昼時は満席状態が続きます。そして殆どの客は『ねぎせいろ』を注文。蕎
麦は少々伸び気味でコシがない。 このように変化しますので、出来る限り昼時の繁忙時間を避ける事をお薦
めします。 伝統の味を守り続ける老舗蕎麦屋 おきな庵(翁庵)さんは美味しくて良
蕎麦屋さんでした。

  お店

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  お品書き

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  ねぎせいろ

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  そばだま

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  そば

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  暖かいイカかき揚げ入りのしる

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  薬味

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