麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

浜町 藪そば(中央区日本橋浜町2-5-3)※木鉢会 ※薮睦会

木鉢会や藪睦会の会員でもある『浜町 藪そば』さんの紹介です。
『神田やぶそば』から明治三七年(1904年)に暖簾分けされた創業104年の老舗です。
木枯らしが吹くような寒い日でしたので、お品書きを見て『天ぷらそば』を注文した。
お店の中は奥が広い設計になっており、入り口のイメージと店内は少しばかり違います。
お店の中を観察していると『御待ちどう様でした』と運ばれてきた。
大き目のフリッターのような『海老天ぷら』が二本、その間にインゲンとゆずが彩りと香りをたたえています。
先ずは、丼を持ってお汁を一口啜る。
鰹出汁の利いた美味しい汁が喉の奥に染み渡る。
蕎麦を啜る。
丁度よいコシが歯に伝わり、汁と渾然となって素晴らしく美味い。
海老を一口、ガブリとやる。
衣が汁に溶けないように実に良い仕上がりで、汁と海老天が、これまた丁度よい状況に仕上がっています。
薬味の葱を散らしてから、啜る。
これは美味いですね。
出汁の利いた汁に、細く仕上げられた蕎麦は最高のコンビネーションであります。
汁を7割がた飲んでから、蕎麦湯を注いで汁を飲む。
歴史を感じる江戸前蕎麦を堪能した思いであります。
美味しかったです。

 

  お店
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  お品がき
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  天ぷらそば
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  天ぷらそば
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  天ぷらそば
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  そば
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  薬味
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