雷門通り 尾張屋 本店（台東区浅草1-7-1）

久しぶりの市中見回りは浅草であります。
雷門前の公共駐車場に車を入れてエレベーターで地上に出ます。
「さあ今日はどうしよう。そうだ、尾張屋さんは未だ訪問してないぞ」と思いお店に向かう。
午後の１時頃であったが、お店の暖簾を潜るとお店一階はほぼ満席です。

丁度、席を立たれた方が居られて、そこに座るように言われる。
お品書きを見るまでも無く、このお店の名物「天ぷらそば」をお願いする。
明治3年の創業の老舗の味は永井荷風も通いつめた味、地元の人たちに愛され続けたお店です。
そんな事を考えていると運ばれてきました。

大きな海老が二本。
丼からはみ出してますね。
そしてごま油の香りが漂う。

先ずは蕎麦を啜る。
細く仕上げられた蕎麦は出汁の利いた透明な汁に泳いでいる。
箸で手繰って啜る。

汁を絡めて美味いですね。
三つ葉の香りが最初に感じる。
そして最後にゆずの香りが残ります。
絶妙ですね。

海老を一本頂いてから、天ぷらの衣が少し溶け出し芳醇な味に変化した汁に七味を振る。
そして、啜る。
美味いです。
７割がたのお客さんが「天ぷらそば」を頂いてますね。

いや～　老舗の味は本当に美味いです。
良い蕎麦でした。

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