麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打 古式蕎麦(文京区湯島)

閉店しました。

  手打 古式蕎麦(文京区湯島)

もりそば大盛と山揚げそばを注文する。周りを見て黒い蕎麦である事を
承知した。 しばらく待つと、もりそばが出てくる。かなり黒いそばです。 直後に山揚げそばが運ばれてくる。 まずは一口もりそばを口に運ぶ。 歯ごたえが十分にあり、かんでいると甘みがあるように感じる。 更に食べる。蕎麦に甘みがある事を確信する。 蕎麦でこれだけ甘みを感じたのは初めてであります。 微妙に香る蕎麦の甘みは蕎麦自身を気品高いものに変えている。 美味いです。 山揚げそばの山揚げはカレーパンのような形をしていますが、山芋を揚げ
たものです。 暖かいつゆの上に浮いて出てきますが、中は熱々のようです。 大根おろしと刻んだネギが付いています。 つゆは薄口のようですが、大根おろしを入れて食べれば丁度よい感じにな
るのでしょう。 美味しい蕎麦でした。 お店から一言 『そばは「そばの香り」と言うように、麺類でただ一つ香りを大切にしま
す。 香りは甘皮の部分に含まれ、甘皮を混ぜる事によりそばの色は黒くなりま
す。 甘皮とは栗で言う渋皮の部分を、そばでは甘皮と言います。 甘皮が含まれた黒いそばが本物です。』

 

  手打 古式蕎麦(参道の端っこの方にこじんまりと佇んでいます。)

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  お品書き

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  お品書き

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  もりそば大盛

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  そば拡大

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  山揚げそば

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  山揚げ

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