麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば 禅味 一茶庵(さいたま市南区南浦和2-14-8)※禅味会

南浦和の『手打そば 禅味 一茶庵』さんを訪問した。
茶色っぽい建物に白い暖簾が出ていて直ぐにわかる。
その、白い暖簾を潜り店内に入ると、靴を脱いで上がるようになっている。
下駄箱に靴を入れてテーブルに着く。
和風の一段低いテーブルと椅子であります。
禅味会さんのお店は、何処も床机のようなテーブルを二つくっつけたものが殆どですが、ここのお店は初めて違うスタイルだったのであれっという感じでした。
お品書きをみているとお茶がはきばれてきた。
今日の三色は何か聞くと『せいろ』『茶切り』『柚子切り』と言われたので、それを頼んだ。
湯飲みのお茶と思いきや、つゆを蕎麦湯で薄め柚子が一片浮いたものであった。
蕎麦が出てくるまでの間、蕎麦湯を飲んで待つ。
しばらくすると運ばれてくる。
どれも食欲をそそるいい色である。
最初に『柚子切り』を手繰るが、短い。
7~10cm位の長さしかない。
しかし、見た目は透明感のある蕎麦は黄色みがかって、青柚子の皮の緑が粒々とちりばめられ綺麗だ。
そのまま啜る。
丁度良い柚子の香りが爽やかさを演出し、その後に更科粉の甘みが後を追う感じが実に美味い。
これで、長い蕎麦だったら言う事無しですね。
次に『茶切り』を手繰った。
そのまま啜ると抹茶の風味がほんのりと後味に残る。
これも、上品に仕上げられて素晴らしい出来上がりです。
最後に『せいろ』を頂いた。
角の立った蕎麦は平打ちの傾向だが、それ程気にはならない。
綺麗に切りそろえられた蕎麦をそのまま啜る。
新そばの香りが口の中に広がり、そして若干の蕎麦の独特のえぐみが口の中に残る。
これは美味いですね。
ギュッとしたコシを噛み締めながら更に濃い目のつゆに浸して啜る。
んんん~ 美味いなぁ~
山葵を蕎麦に乗せてつゆに三分の一浸して啜る。
流石です。
最後に白濁した蕎麦湯を猪口に注ぎ飲み干してご馳走様でした。

 

   手打そば 禅味 一茶庵   

  お店
イメージ 1

 

  お品書き
イメージ 2

 

  お品書き
イメージ 3

 

  お品書き
イメージ 4

 

  三色そば
イメージ 5

 

  三色そば
イメージ 6

 

  柚子切り
イメージ 7

 

  茶切り
イメージ 8

 

  せいろ
イメージ 9

 

  薬味
イメージ 10