麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

田舎料理・手打そば 二本松(長野市権堂町2373)

松本市内の松本ホテル花月でパーティーを終えて長野市にたどり着いたのだが、パーティーでは殆ど食事には手を着けず、長野に着いたらホッとしたせいかお腹がすいてる事に気がついた。
当然の如く蕎麦屋を探索する事にした。
お店の所在は善光寺に続く中央通から権堂アーケードに右折し、そのまま進むと左側の角に佇まいが見えてくる。
午後9時を回っていましたが、お店の中に中年男性が二人、話が弾んでいる。
お品書きを見ていると、黒板を持ってきて『こちらの料理がお薦めです』と言うので、先ずはお酒の銘柄を聞いた。
長野県木曽郡木曽町のお酒『七笑(ななわらい)』しか置いて無いとのことで、それを注文する事にした。
お薦めの料理は、『醤油豆』と『馬刺し』を注文すると、直ぐに『七笑』とお通しが運ばれてくる。
『七笑』をお猪口に注ぎ一口、喉に流し込む。
これは私好みの端麗なお酒です。
美味しいお酒ですね
『七笑』の由来は木曽川の源流木曽駒高原(きそこまこうげん)に実在する「七笑」と言う名を持つ小さな部落から来ているらしい。
お通しを摘んでいると『醤油豆』が運ばれてきた。
冷奴の上に醤油漬けにされた豆がかけられている物だ。
豆だけ食べてみるが、濃いしょうゆの味がしてこれだけでもいいように思うが、豆腐と一緒に食べる。
ちょうどよい塩加減になりいい感じである。
次に『馬刺し』の登場です。
いい色に熟成された馬刺しである事がわかります。
しょうゆにちょんと漬けて一枚食べる。
少し癖のある奥深い味が口の中に広がる。
『七笑』で流し込むが、渾然一体となった味は非常に野趣あふれ美味い。
しばらく『七笑』を味わい『ざるそば』を注文した。
しばらくすると画像のとおり盛り付けられてテーブルに置かれた。
戸隠出身のご主人が打つ本格戸隠蕎麦であります。
『七笑』で口の中をさっぱりさせてから、蕎麦をそのまますする。
香りと角の立った蕎麦はコシもしっかりしていて美味い。
鰹だしの利いた薄めのつゆにつけてすする。
蕎麦の風味が一段上がります。
大根おろしを載せてすするが、美味いですね。
〆の蕎麦としては最高の蕎麦でありました。
戸隠蕎麦は美味いですね。

 

   田舎料理・手打そば 二本松   

  お店
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  お品書き
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  お酒&御通し
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  御通し
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  しょうゆ豆
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  馬刺し
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  馬刺し
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  ざるそば
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  ざるそば
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  ざるそば
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  薬味
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