麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば 十和田 六区すしや通り店(台東区浅草1-13-4)

このお店は何度も前を通りかかりながら、未訪問でありました。
本日は浅草で行われた「東京時代祭」を見て、江戸の風情に十分浸った後に「手打そば 十和田」さんを訪問した。
すでに午後の三時半を回っていたが、お店の中はほぼ満席です。
玄関の右側には大きなガラス張りの蕎麦打ち台があり、手打を最大限にアピールしています。
今日も外に長時間立ちっぱなしで、少々体が冷えたように感じたものだから、温かい蕎麦に決めた。
一番のお薦めは「暮坪そば」と書かれていたが、温かいものと決めてしまったものだから、もう気持ちを変えられない。
お品書きを見て、私は「天然えび天ぷら」を、ツレは「花おろし」を頼んだ。
漫画「美味しんぼ」で紹介されたお店でもあり、お品書きにそのシーンが紹介されていた。
蕎麦粉は「特選南部そば粉」を手打で仕上げているとの事です。
その他の食材も産地は、青森県岩手県を中心とした食材を使用して仕上げているとの事であります。
観察していると突然運ばれてきた。
「天然えび天ぷら」は別皿にえび天ぷら2本としし唐です。
蕎麦は大きめの丼に薄めの汁がたっぷりと入り、その中に蕎麦がゆったりと泳いでいる。
柚子と紅葉の麩が彩りを添える。
汁を一口啜ると、丁度よい温度の汁は鰹と昆布出汁がバランスよく出ていて、どちらもでしゃばらず素晴らしい旨みです。
蕎麦を啜るが、これは美味い。
汁を絡めて口の中で丁度よい味に混ざり合う。
えび天ぷらを汁に浸しながら食べるが、汁は上品な天汁に変わる。
蕎麦と天ぷらを交互に食べ進む。
蕎麦を四分の一程残して七味を振ってから啜る。
ああぁ~ これも美味い。
「花おろし」のほうは、おろし、花かつお、わかめ、貝割れが蕎麦の上に乗って出てきた。
あっさりとした汁は、それぞれの具の味を生かし蕎麦と具を渾然一体とさせる。
こちらも素晴らしく美味いとの事でありました。
お汁を少し残し、そこに蕎麦湯を注ぎ蕎麦湯も堪能しご馳走様でした。
TAKE2の東 貴博(AZUMA TAKAHIRO)さんもお薦めですよ。

 

    お店
イメージ 1

 

    美味しんぼに登場
イメージ 2

 

    お品書き
イメージ 3

 

    天然えび天ぷらと手打そば
イメージ 4

 

    天然えび天ぷら
イメージ 5

 

    かけそば
イメージ 6

 

    そば
イメージ 7

 

    そば
イメージ 8

 

    花おろし
イメージ 9

 

    花おろし
イメージ 10