麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば 吉田屋(品川区東大井2-15-13)

創業安政三年(1856年)の老舗蕎麦屋さんを訪問した。
場所は旧東海道品川宿にあります。
蕎麦処として鮫洲に暖簾を揚げたが大正元年に現在の場所に移転したらしい。
蕎麦は蕎麦粉100%の手打蕎麦であります。
午後の一時にお店に到着したが、法事などが入りテーブル席のみの対応であったため、15分ほど待つ事になった。
テーブルに案内される前に注文を入れて下さいと言う事なので、お品書きを見て「天ざる蕎麦」と「おろし蕎麦 大盛」をお願いした。
テーブルに着くと程なく運ばれてくる。
蕎麦は緑がかって、見た目がすでにいい感じである。
天ぷらは海老、めごち、なす、ししとうが盛り付けられている。
カラッと揚げられた天ぷらは非常にいい感じであります。
「おろし蕎麦」は大根おろしの上に鰹節と貝割れ大根が盛られている。
先ずは、蕎麦をそのまま啜るが、緑がかった蕎麦は香りも高くコシがあり美味い。
大根おろしの汁に浸して啜るが、更に美味いです。
濃い目の汁に鰹節の風味が丁度よいアクセントとなって、素晴らしく完成度が上がっている。
伝統を継承しながら歴史を築き上げてきた事が解る素晴らしいお店でした。

 

    お店
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    五十三次宿場名
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    天ざる蕎麦
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    天ぷら
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    天ぷら
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    おろし蕎麦
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    蕎麦
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    蕎麦
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    おろし&薬味
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