麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

吉そば 日本橋店

今朝は、会社の最寄り駅に着く頃に空腹感を覚える。

朝の空腹感は久しぶりだった。

ここのところずっと体調が悪くて、3週間ほど朝食は食べてなかったのです。

昔からよく利用している、吉そばで立ち食い蕎麦を食べることにした。此方のお店に来るのも本当に久しぶりなんです。券売機の前に立ち、何蕎麦が良いか吟味する。此方のお店の私のナンバーワンは「春菊そば」。

小銭を券売機に投入し、春菊そばのボタンを押す。食券を取ってお店のおじさんに、カウンター越しに「蕎麦でお願いします」と言って手渡す。おじさんは「はいよ!」と言って振りざるに茹で置きの蕎麦を投入し、ちゃっちゃっと温めて、湯を切って丼に落とす。汁を張って春菊天を乗せて、ネギを乗せると完成だ。

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何時もの春菊そばです。

初めて此方のお店に来た頃から、何年経ったろう。全く同じ丼の中の情景に感動すら覚える。

七味をパッパッパと振って、蕎麦を一気に啜る。

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ああ〜 幸せな瞬間です。

久しぶりの朝の空腹感と、昔からの安定した味がなんとも美味い。

江戸時代のファーストフードは日本のソウルフードでもあるのかな。或いは、親父のソウルフードと言っても良いのかも。

美味しかったです。