麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打ちそば たねや(埼玉県さいたま市西区西新井339-1)

さいたま市の「西新井ふるさとの緑の景観地」に程近い奥まった場所にあるお店です。
車を駐車場に止めてお店に向かうと、格子戸の立派な玄関。
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その格子戸を引き暖簾を潜ると、玄関に向かう導入路となっていて、右手には立派な庭が見える。
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そして石畳を進むと玄関がある。
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引き戸を開けて店内に入ると座敷が広がっている。
靴を脱いで上がり框に上がり、靴を下駄箱に置く。
すると「お好きな席へどうぞ」と言われる。
庭に一番近い場所の丸い卓袱台に座った。
すると、箸とお絞り、お茶。
「蕎麦粥で御座います」とサービスが出される。
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お品書きを見て「天付もりそば」をお願いした。
サービスの蕎麦粥を食べてみる。
旨みの出た上品な塩加減のお粥は、寒い日に映える前菜であります。
本を読みながらしばらく待つと運ばれてきた。
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しっかりと手打された蕎麦とサックリと盛り付けられた天ぷらです。
先ずは蕎麦をそのまま啜る。
しっかりとしたコシを噛み締めると、香りが鼻を抜けてこれはいい蕎麦だ。
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白みがかった蕎麦は、星が入りざらつきがあるが、角が立っていて洗練された技を感じる。
猪口に汁を注ぎ汁に三分の一ほど浸して啜る。
ざらつき感のある蕎麦は汁を絡め、更に風味が良くなる。
美味い蕎麦だな。
山葵をちょんと乗せて汁に浸して啜る。
んん~ 美味いです。
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半分位蕎麦を食べたところで天ぷらをいただく。
運ばれてきたときにはほんのりとごま油の香りが漂い食欲を刺激した。
先ずは山菜のこごみを頂く。
衣はカラット揚がっていて油も切れている。
素材のえぐみものこりいい味わいです。
よく仕上がっていて抹茶塩が合っています。
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蕎麦と天ぷらを交互に食べて全て食べ終わると、胡麻ぷりんが運ばれてきた。
これで最後です。
胡麻ぷりんも甘すぎず胡麻の風味がでしゃばらず丁度よい甘味でありました。
大宮花の丘農林公苑にも近い場所です。