麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

公園裏柳通り そば処 弁天(台東区浅草3-21-8)

昼食をとる時間が遅くなり3時頃となる。
どうしようか迷ったが「牡蠣南蛮」の季節だなと思い、先ずは浅草の弁天がひらめいた。
浅草のゴロゴロ会館の裏手にひっそりと佇むこのお店は意外に人気は高い。
お店の向かいの駐車場に車を入れて「おそば」と染め抜かれた暖簾を潜った。
お店の中には鰹出汁の香りが程よく香り、蕎麦屋の風情を存分に感じる。
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テーブル席はほぼ満席、掘り炬燵の小上がりに座るよう指示される。
直ぐにお品書きとお水が運ばれてきた。
私はお品書きを見るまでもなく「かき南そば 大盛」をお願いする。
少々、蕎麦に飢えていた事もあり「今日は腹いっぱい食うぞ~」と決めていた。
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一方、ご新造さんは「にしんそば」をお願いした。
着物を着た女性が出たり入ったり。
風情がありますね。
道路を隔てた筋向いには「浅草三業会館」がります。
花柳界の三業とは以下の事を言う。
一、 芸妓衆の屋形である置屋
一、遊びの場を提供する料亭
一、料理を供する割烹料亭 
近所には料亭が二軒ありまして、着物の女性達は芸妓なのでしょう。
そして蕎麦が運ばれてきました。
ご新造さんの「にしんそば」です。
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透明な汁に鮮やかな緑の三つ葉と甘みを感じさせる葱が浮く。
機械切りの蕎麦ではあるが素晴らしい出来具合ですね。
柚子が一切れ浮き蕎麦の奥に鰊が隠れている。
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少々ピンボケですが、鰊から醤油の色が染み出してきます。
粋ですね。
そして、美味いです。
次に「かき南そば 大盛」の登場です。
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かなり大きな丼に大きな牡蠣がごろごろと五個浮いていますよ。
トロミの付いた汁が濃厚に見えます。
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先ずは蕎麦を頂きます。
トロミの付いた汁がそばに絡み美味いですね。
蕎麦は星が出て素晴らしいものです。
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そして、本日のメインの牡蠣を頂きます。
片栗粉でコーティングされた牡蠣は、旨みが凝縮されていて素晴らしく美味いですね。
中は熱々で思わず「はふはふ」となりながら食べるわけです。
これが最高です。
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今年も美味い牡蠣にありつけました。
かき南そばがこの時期になると待ちどうしくなります。
満足でした。


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