手打蕎麦　しのはら

画像で見る通り、蕎麦屋の侘び寂を感じさせる概観ではありませんが、
築70年の建物は、趣きのある造りとなっております。元は司法書士の
事務所として使用していたモダンな建物です。
蕎麦は石臼で甘皮ごと挽きぐるみにして、当日手打ちしたものを提供
している。
お品書きをみてから『もり』と季節のお蕎麦『梅おろし蕎麦』を注文
した。『もり』を大盛でとお願いしましたところ大盛はやっていない
との事でした。
程なく運ばれてきた蕎麦はシャープなエッジが見た目でわかる四角い
蕎麦です。
先ずはそのまま一口啜る。
コシも香りも良く出来ています。蕎麦は完成度の高さを感じます。
汁は濃い目で蕎麦を半分くらい付けるくらいで丁度良かった。
薬味も丁寧に仕上げられていました。
『梅おろし蕎麦』は蕎麦の上に夏野菜の胡瓜、茗荷、新玉葱、大葉の
千切りを乗せ、たたいた梅干と白胡麻がその上にのっています。
薬味は辛味大根と刻み葱が付く。
これにそばつゆをぶっかけてから混ぜ合わせて食べます。
爽やかで夏の味に仕上がって美味いとの事であります。
美味しい蕎麦でありました。