麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

虎ノ門大坂屋 砂場本店(港区虎ノ門1-10-6)※木鉢会

  虎ノ門大坂屋 砂場本店(港区虎ノ門1-10-6)

改修工事を終わらせて再開した虎ノ門の砂場本店さんを訪問した。
建物は大正時代の建物で綺麗に改修されていました。
建物は大正時代の建築ですが、お店の歴史は江戸時代に溯るものです。店名
大阪城築城の際に砂置き場で営業していたことに由来します。徳川家康
居城を江戸に移したときに一緒に江戸にやってきて現在につながる。 現在の大阪には砂場の名前を冠したお店はないと聞きました。 歴史上の人物は山岡鐡舟、高橋泥舟勝海舟の三舟等がお客として訪れてい
たらしい。山本五十六元帥もその一人だったらしい。 さて、蕎麦はいかがなものかと言う事ですが、コシのある良い蕎麦でした。
江戸前の細さコシ、色艶どれをとっても木鉢会そのもののこだわりを感じ
ました。 今回の注文は『牛蒡の天せいろ 大盛』とツレは『穴子せいろ』です。 牛蒡天もサックリと揚げられ、真ん中に桜海老がちりばめられています。
本当に軽やかでありながら牛蒡の存在感を保っている仕上がりです。 穴子天は非常に完成度が高いです。今までさまざまなお店で食べてきた
食材で、特に東京に居れば口にする機会の多い魚であると思います。肉厚
穴子は存在感を主張し味と香りともに絶品でした。 さすがに歴史を守り続けるお店は凄い。 長い歴史の間にどれだけの人間の味覚を感動させたのだろう。 美味かったですね。
  お店(鉄筋コンクリートよりはこっちの方が良いです。ビルの谷間のオアシスに見えますね)
イメージ 1

 

  お店
イメージ 2

 

  御献立
イメージ 3

 

  御献立
イメージ 4

 

  牛蒡の天せいろ 大盛
イメージ 5

 

  蕎麦
イメージ 6

 

  蕎麦
イメージ 7

 

  牛蒡天
イメージ 8

 

  牛蒡天
イメージ 9

 

  穴子せいろ
イメージ 10

 

  穴子
イメージ 11

 

  穴子
イメージ 12