麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

禅味 手打そば 山禅(練馬区桜台6-27-6)※禅味会

禅味会の『禅味 手打そば 山禅』さんを訪問した。
都内ではあるが、お店の外に4台分の駐車場が用意されていたのは想定外だった。
ラッキーと思い駐車してお店の玄関に向かう。
侘び寂を出すように工夫されたアプローチであります。
暖簾を潜り玄関に踏み入ると左正面でまさに蕎麦を打っていました。
靴を脱いでから座敷に案内される。
明るめの席を指定し座った。
お品書きを見て、本日の三色そばはどれなのか質問した。
『けしきり、しそぎり、おせいろ』と説明があったため、それをお願いした。
ツレは『天付きせいろ』を頼んだ。
直ぐに薬味、つゆ、猪口が運ばれてきたが、んんと思った。
私の前に置かれた薬味に柚子の皮が5切れ程、乗っていると言う事である。
そして直後に直感が的中した。
なんと『鴨汁』が登場したではないか。
頼んでない事を告げると驚いていたが、直ぐに聞き間違えていた事に気づいたようである。
しかし、私としては嫌な雰囲気を既に感じ取っていた通りとなっていくのである。
三色を注文した事に念を押した結果が、『けしきり、しそぎり、おせいろ』ではなく『けしきり、深山、おせいろ』となっていたのである。
なぜか聞くと、あっさりと『今日はしそぎりはありません』と答えられた。
ええっ さっきの説明は何だったの。文句を言う隙もなく黙っていました。
今日は細い蕎麦が食べたい為に聞いたのである。
ツレの蕎麦が運ばれてきたのと同時に『聞き間違えていたので天麩羅は少々お待ちください。直ぐにお持ちします』との事である。
蕎麦と同時に運んできてくれれば良いじゃないですか。天麩羅を揚げている音は聞こえているのです。
たまたまではあると思いますが、ここのお店は、お客の目線で物事を見ていないとつくづく感じてしまいました。
しかし、厨房にいるらしき女性が『私の聞き間違いでした』と座敷までお詫びに来て、変な感情は全て帳消しになりました。
当然ではありますが、蕎麦は非常に美味い蕎麦なのです。
コシがあって香り漂い素晴らしい。
けしきりは更科の蕎麦にけしの実がちりばめられ見た目だけでも美味い。
深山も本当に素晴らしいコシで、田舎蕎麦の風格十分です。
たまたま、ちょっとしたボタンのかけ違いです。
この後、気分治しに面白い所を訪問しました。

 

  お店
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  玄関脇
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  蕎麦うち
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  お品書き
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  お品書き
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  窓
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  三色そば
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  三色そば
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  けしきり
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  深山
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  おせいろ
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  薬味
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  天付きせいろ
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  せいろ
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  天ぷら
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  天ぷら
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  韃靼茶
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