めん工房 久良一（鴻巣市人形4-1-36）

旧中仙道を下ってゆくと鴻巣の手前に「天然だしのつゆ」と言う看板が目に付く。
何度もこの看板の前を通過したが、お店に入る事がなかった。
タイミングが悪かったのですね。

今回は駐車場も一台分空いていてタイミングよくちょうどお昼過ぎに入る事が出来た。
暖簾の脇には小さく新そばの旗が降ろされている。
お店に入ると「お好きな席にどうぞ」と言われて日当たりのよい場所に座った。

先客の食べている物を見ると「相乗り」が圧倒的に多い。
私は「相乗り」を鴨汁でお願いした。
そしてなにげに天井を見るとコントラバス（ウッドベース）がチラリと見える。

よく見ると真上にはドラムが置かれている。
そして「Blue Note Tokyo」のタオルが掛けられている。
Jazzがお好きな御主人なのでしょうか。
などと観察していると運ばれてきました。

結構なボリュームです。
彩が良いですね。

そして、輝くうどんとそば。
美味そうです。

蕎麦は新そば。
蕎麦から頂きます。
程よい歯応えがあり、噛むと口の中に香りが広がる。
穀物感がありますね。

うどんはもっちりとしています。
蕎麦を鴨汁で頂く。
素朴な蕎麦がふくよかな味に変化し非常にうまいですね。
しかし、鴨が少し貧弱な感じがしたが、まあ良しとしよう。

次にうどんを頂いてみる。
日本三大うどんの水沢うどんのような食感ですが、鴨汁ともあいますね。
濃い目の汁をよく絡めます。

紅葉おろしは蕎麦に乗せていただきます。
辛みが少し弱いようにも思うがまあ良いでしょう。
蕎麦に紅葉おろしは好きな食べ方です。

何時もの七味はうどんで頂きました。
ピリッとして美味いです。
Jazzは流れていませんでしたが、何かに拘りのありそうなお店でした。
美味しかったです。

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