麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

そばきり酒房 すだ金(伊勢崎市太田町272)

昼食の少し前にビジネスに区切りがついた為、伊勢崎で昼食をとる事にした。
カーナビで検索すると「すだ金」と言うお店が目を引く。
店名が頭の片隅に残っていたような気がして、そのお店に向う。
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趣のあるお店ですね。
営業中の看板を見て、木の引き戸を引く。
真正面には蕎麦打ちの部屋があり、玄関は密閉された個室になっています。
下駄箱に靴を収め板の間に上がり、更に引き戸を引くと店内です。
お店の女性に人数を聞かれ一人である事を告げるとカウンターに案内される。
お品書きを見て「生粉打ちそば」をお願いした。
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牡蠣そばにかなり意識を持って行かれそうになったが、ここは「蕎麦本来の味を喰らうぞ」と言う信念で「生粉打ちそば」をお願いしたのである。
厨房では水に晒す音や、水を切る音が聞こえている。
間もなく運ばれてきた。
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蕎麦色が濃い蕎麦は生粉打ちを主張しているようだ。
しかし、盛られた姿に陰影が少ないようにも感じた。
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先ずはそのまま啜ってみる。
これは素晴らしい香り。
かんでいると柔らかい穀物感のある甘みが口の中広がる。
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美味い蕎麦ですね。
しかし、コシと言う部分ではもちもちに仕上がっています。
所謂、歯ざわりを楽しむコシではない。
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汁は味醂も程よい辛めの汁で、出汁の鰹を感じる。
山葵や葱を使いながら食べ進むが、良い蕎麦でありました。
食べ終わる寸前にお新香が出される。
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猪口に蕎麦湯を注ぐ。
一口啜ると蕎麦湯の温もりで鰹出汁が前面に出てくる。
この蕎麦湯で蕎麦は完結しますね。
そして、この浅漬けが素晴らしく良かったです。
美味しい蕎麦でした。

 

お店のHP ⇒ http://www8.wind.ne.jp/soba-sudakin/


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