麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

かやば町 長寿庵(中央区日本橋茅場町1-9-4) ※木鉢会

2009年締めくくりの年越し蕎麦は明治40年創業の老舗『かやば町 長寿庵』さんです。
東京メトロ東西線茅場町駅の5番・6番出口の前ですね。
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ビルの角には木の看板があり階段を下りるとお店があります。
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緑の暖簾を潜りお店に入るとほぼ満席です。
二人である事を告げると奥の2人掛けのテーブルに案内される。
本日のメニューは限定メニューであるとテーブルの紙を指された。
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かなり絞り込まれたメニューです。
先ずはビールをお願いする。
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ビールで喉を潤しながら柿の種を摘み、どうしようか考えて「板わさ」と「冷酒」をお願いした。
暫くすると「板わさ」の登場です。
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結構なボリュームですね。
山葵漬けを乗せていただく。
レベルの高い蒲鉾ですね。
焼き色も良い色です。
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本醸造 上撰 辛丹波が運ばれてきました。
本当に淡麗ですね。
そして辛口です。
水のような飲み口ですよ。
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小上がりも趣のある雰囲気を出しています。
ここでお蕎麦の注文です。
「天せいろ」と「せいろ」の大盛りをお願いした。
5分ほど待つと運ばれてきました。
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大きな海老が2本としし唐です。
ボリューム感のある海老が非常にうまい。
蕎麦の登場ですね。
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笊にきれいに散らばった蕎麦はコシの強さを見せている。
少し白っぽいそばは国内最高級そば粉を使用しているらしい。
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甘皮のちりばめられた蕎麦はきれいに切り揃えられていますね。
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先ずはそのまま啜ると、蕎麦の香りが口に広がる。
圧縮密度の高い蕎麦は歯応えがあり素晴らしい味です。
加水率も絶妙なのだろうと感じる硬さです。
何度かそのまま食べてから汁に浸していただく。
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少し甘みを感じる辛口の汁は蕎麦の甘みを引き立てますね。
素晴らしいバランスです。
長い歴史が汁と蕎麦の一体感の完成度を此処まで上げたのだろう。
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最後に七味を試してみる。
程よい辛さが良い感じです。
美味いですね。
最後に白濁した蕎麦湯を頂いてご馳走様でした。


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