麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

雷門 三定(台東区浅草 1-2-2)

休日は浅草へお出かけです。
久しぶりに浅草寺へお参りしようという事で向かいました。
銀座線の浅草駅で下車し、一番出口を出て雷門方面に向かう。
雷門が近づいてくると、何時もの良い臭いが漂い始める。
旧にお腹が空いてくるのだ。
 
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本当に良い場所に此方のお店「雷門 三定」さんがあるのだ。
あまりに人だかりが多いので、玄関の写真は撮れない状況です。
ですから、暖簾だけ撮ります。
 
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とにかく暖簾を潜りお店に入る。
空いている席にかけて、お品書きを見る。
ご新造さんは「上天丼」、私はメニューに無い「天ぷらそば」を御願いした。
暫くすると丼に蓋をかぶった「上天丼」が出される。
蓋を外すと、タレの色が染み込んだ衣を纏った、天麩羅が御飯の上に乗っています。
この「上天丼」が此方のお店の一番人気なのです。
ご新造さんは、可も無く不可も無く、昔ながらの味わいと言ってました。
 
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そして、私の「天麩羅そば」です。
大きな海老が二本、黒い汁に浮いています。
 
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緑のネギと蒲鉾、青い丼で素晴らしいビジュアル。
丼を持ち上げて汁を一口。
甘辛の汁がいい感じだ。
 
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蕎麦は見た目が冷凍麺じゃないかなという代物、
まあ、とにかく啜る。
蕎麦自体は極普通のものだけど、汁に丁度良く天麩羅の油が広がり、悪くはない。
 
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汁の染み込んだ海老天を持ち上げて、ガブリと齧る。
んん~ 衣のしっかりとした海老天。
太い海老は食べ応えが有ります。
流石い天麩羅やの海老天だ。
 
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まあ、だけど、所詮天麩羅やの天ぷらそばですので、蕎麦への拘りは無い。
蕎麦にもう少し拘って欲しいと感じた。
天保八年(1837年)江戸時代創業の雷門 三定さんの天麩羅でした。